Vol.8 「ザ・フー・イズ・オール・ライトっ!!!」

August 9, 2004

前回までのあらすじ・・・・インド人のガキンチョに教えてもらった政府の観光案内 所、そこはなんと!ショッカーのインド支部だった!!・・・・というわけで、本来 なら「潜入!ショッカーインド支部!!の巻」となる予定だったのですが、今回は思 いっきり脱線、先日の「THE ROCK ODYSSEY 2004」でのThe Who 体験記について書かせて下さいませ〜。私語は禁止だYO!

まぁ、僕はもともとThe Whoのファン暦は正直それほど長くないのですYO・・・ ・。十代の頃SEX PISTOLSやRAMONES聴きまくっていた時に(未だに聴きまくってい ますが)「Substitute(邦題:恋のピンチヒッター、この邦題のセンス大好き!!)」のカバーを聞いたのが一応きっかけ。そん時ゃ特別聴き込むコトは無かったんです。「あの時代のバンドでパンク勢からリスペクトされてるってすげぇな〜。」ってぐらいで。

その後、ロックを聴くのと同じく、いやそれ以上に映画好きな僕は「アイアン・ジャイアント」という映画(今回の背景参照)に遭遇、大変感動を受けるのであります。で、この映画の製作総指揮がピート・タウンゼントぉ!!!「The Whoのギターのヒ トやん!」と、映画の内容以上にビックリしたんですわ。

けどまぁ、それでもトコトン聴き込むコトは無かったんです。その理由ってのが、所謂「ロック雑誌」におけるThe Who の扱いってのがどーも気に入らなくってねぇ・・・・。「海外と日本との人気や知名度の差が云々・・・・」ってヤツ。そんな記事を 読むたびに「おい、そこのライター!お前かてキース在籍時のライヴとか観たことないんやろ!エラソーにモノ書くなや!」とツッコむと同時にいまいち「The Who って凄いバンド」っちゅーのが実感湧かなくって、」ねぇ・・・・。別に海外での評価を 基準にしてるってワケぢゃなくて、なんかこう、「とっつきにくい」バンドであったのは確かだったんだよなぁ・・・。

そんな僕の「The Who感」がガラリと変わっちゃったのは今から2年前、ハワイに 言ったときの事(この時、とってもROCKで特撮な出来事があったのよ。それはまた別の機会に)。向こうでテレビつけたら 、どのチャンネルのニュースも「The Whoのベーシストがラスベガスで心臓発作で死にました」ってジョン・エントウィッスルの誌をトップニュースで紹介してたんですよ。「えっ、ジョン死んぢゃったの!!!!」って驚いたのと同時に「イラク情勢とかを差し置いてトップニュース扱いってのがスゲェ!!」(だって、ハワイで流れてるのは当然アメリカのテレビ、The Whoは イギリスのバンドだぜ!日本で海外のミュージシャンが死んだ時、トップニュースで紹介するか?普通)と。

まぁ、早い話がジョンの死を以て「The Whoのスゴさ」を知ったのであります。ジョン、正直スマン・・・・。あんたのバンド内におけるポジションって、「ルパン3 世」の石川五右衛門みたいでカッコ良かったYO!!

で、その後は聴きまくりの日々。されに今夏イキナリ&奇跡の来日。もう行かないワケが無いでしょう!いざ大阪ドームへ。 会場に着いてビックリしたのが、「The WhoグッズがXLサイズのロゴ入りTシャツ以外全部売り切れ」だった事。(ここまで人気があるなんて・・・嬉しいねぇ!)大阪ドームにてアートロックナイト総裁のJack&キーボード娘のminnieと合流。JEFF BECKトリビュートバンド、A.N.Otherのキンジさんともご挨拶。皆でThe Whoの開演を まつ。キンジさん曰く「うわ〜、なんか俺緊張してきたわ〜!」僕も分かりまっせ、 その気持ち!

程なくしてThe Who登場、場内大歓声!一曲目「I Can't Explain」で完全にノックアウト。その後も「Substitute」「Anyway Anyhow Anywhere」「Who Are You」などなど、今までCDで聴いたり、DVDで観てきた光景が目の前に・・・・正直信じられない!!ナニが凄いかって、「年取ったバンドが日本に集金に来ましたYO〜!」っ てな悪い意味でのマッタリ感が微塵も無いんですよ!完全に現役のロックバンドですよ!!そこいらの若造バンドなんかより全然凄まじいっす!!! あと、個人的にツボだったのが「Won't Get Fooled Again」を唄ってるときのロジャー・ダルトリー。途中、間奏のところで唄い出しを間違えたんだか、「えっ!俺 まちがえちゃった?」って顔してギターを弾きまくってるピートの方を向いた横顔が 思いっきりスクリーンに大写しになって可愛かったゼ!

いや〜、今まで「面白いライヴ」とか「燃えたライヴ」ってのは結構観てきたつもり だけど、ココまで「感動するライヴ」ってのは初めてですな。こんなの観ちゃうと、 今後「ライヴを観る目」ってぇのがカナリ厳しくなりそうだわ・・・。正直、The Whoの後のエアロスミス、周囲の皆様の御尽力もあってカナリ良い席で観る事ができたんですけど、あのパフォーマンスの後では、ねぇ・・・(決してダメだったという わけぢゃ無いですよん。その前が凄すぎたってコトね)。

The Whoの代表曲「My Generation」の歌詞にこんな一節があります。「Hope I die before I get old(年取る前に死にたいぜ)」ってヤツ。Oi!「じいさんのクセにこんな歌詞唄ってんぢゃねーよ!」とか思ってるヤツ、一歩前へ出ろ!! たしかに ロジャー&ピートは還暦&還暦目前(ウチの親父と同世代)だが、世間一般の所謂 「お年寄り」ぢゃねーんだYO!!そう断言しても良いほどのライヴを展開してくれ ましたです。まさに「こんなにエネルギッシュであんたたち一体何者?(Who Are You)」な感じでございました。おあとがよろしいようで〜〜〜〜。


げっちぇんのクモ野郎(著者)
<プロフィール>
ゲッターチェン

1973年3月8日生まれ。
キッスアーミー&キッスドールズのお手伝いのお兄さん。 普段はフツーのサラリーマン。 キッス以外にに好きなバンドはミスフィッツ、クランプス、ラモーンズ、ディーヴォ など、挙げだしたらキリがない。 他にも映画鑑賞、フィギュア、ウインドサーフィン、山登りなど色々なものが好きな 欲張りさん。

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